• 自動車メーカーA社
  「皆さんに聞きたいのですが、工場実習でこれからも全員必ず参加でやっていきます？それとも変えていきます？うちの会社もそうですが、車の会社から業態を変えていく流れになっている中で、伝統的な工場実習をいつまで続ければいいのか。そのあたりは各社さんどうなのでしょうか。」

• 自動車メーカーB社
  「うちも議論をしているところです。見学ではだめなのか、そんな議論をしていたりします。精密機器メーカーD社さんはいかがですか？」

• 精密機器メーカーD社
  「うちは皆さんと逆で、始めようという方向になっています。役員からもモノづくりの会社なのに、モノづくりの現場を知らないのはいかがなものか、という意見が出ていますね。かつては理系しか現場に行ってなかったのですが、最近は現場の状況を考えられないと工場を束ねられないなんて声もあって。文系も行く方針にしています。
  現場に行かないとなると、現場と本社の断絶が起きることってないですかね？」

• 自動車メーカーA社
  「全然あると思います。実際、現場の仕事はいろいろなことが学べる。もちろん体力的にも精神的にもつらい面もありますけど、それを知っているから初めて現場とちゃんと会話ができるのも事実ですし。」

• 総合印刷会社C社
  「うちも一応やってはいますが、過去の経験から中途半場ではあまり意味がないなという感じですね。見学するくらいなら本格的に働いてみないと。」

• 通信E社
  「みなさん採用形態に変化はありますか？総合職？それともJOB型？」

• 自動車メーカーB社
  「JOB型にやや寄ってきていますね。」

• 通信E社
  「うちも少しJOBの色合いが強くはなってきていますね。」

• 精密機器メーカーD社
  「そうなると、工場実習を全員でというのは議論が必要になりますよね。」

• 自動車メーカーA社
  「いや、ほんとそうですよ。」

• 通信F社
  「例えばデータサイエンティストのような職種は、最新の情報に触れていたいという気持ちも強いから、工場実習を数か月・・というのに耐えられないだろうな・・・」

• 自動車メーカーB社
  「そうですよね。でも、工場実習の数か月って、視野も広がって成長して帰ってきたりするので。成長した新入社員を見ると、この経験は大事だなと改めて実感したりもします。」

• 自動車メーカーA社
  「そうですよね。工場実習に良いところもあるという雰囲気はあって。でも結構時間もお金もかかるのが事実（苦笑）」

• 通信F：「うちもすごいコストかかっている。。」

  （続く）～～～～

※2019年度セミナーディスカッションを一部編集

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