100社の知恵袋
施策事例集
主体性を強化したい!各社の工夫とは?
業種
メーカー
採用人数規模
151~250名
研修期間
1か月以上
各社が重要視する研修テーマに必ず入ってくる「主体性」。主体性を強化するために各社はどのような工夫をしているのでしょうか?

事例
主体性を「失敗の回数」で評価!具体的な表現にすることで目標を明確化
業種
メーカー
採用人数規模
51~150名
研修期間
1か月以上
事例を紹介してくださった企業 トラック・バスなどの商用車を製造する日本の自動車メーカー。 採用数は150名程度、新入社員研修は9月末までの半年近く実施。 4月1週目で入社式やオリエンテーション、業務・事業部紹介を実施。4月2周目以降にビジネスマナーなどのスキルを学ぶ。 第3週目以降から、車の仕組みなどを事務系・技術系も関係なく学ぶ。ゴールデンウィーク明けに、工場実習へ。
「主体性」の解釈はひとそれぞれになりやすく、人事は「主体性がない(自分で考えて動けていない)」と思っていても、新入社員は「主体性がある(言われたことを前向きに取り組んでいる)」と思うなどズレが生じやすいキーワード。
「主体性」を体現できる状態にするため、抽象度の高いマインドやスローガンのような表現を廃止。主体的である状態を失敗ができている状態、とすることで、でき・不出来の評価ができる状態に。
また、日報などに失敗したことが記載されていた場合には、人事部が必ずコメントすることで、「失敗はよいもの」という意識付けを行った。

事例
ビジネス実戦を軸に構成。アウトプット機会を通じて”自分事化”を促進。
業種
メーカー
採用人数規模
51~150名
研修期間
2週間~1か月
事例を紹介してくださった企業 世界の約120カ国・地域で事業を展開する海外売上比率6割を超えるグローバル企業。 新入社員研修の目的として、主体性をつける、多様性の中で過ごす、ビジネススキルを身につける、の3つの目的で研修を構成。 総合職と美容部員は分けて研修を実施。 最初3週間が全体(人事)、そのあと部門ごと(営業・研究)、その後はさらに分かれて最終的に7/1に配属。 グローバル環境という変化の激しい市場環境に身を置くため、ビジネススキルが定着した状態で職場に配属している。
学ぶことを目的にするのではなく、ビジネスでの成果発揮のために学ぶという目的意識をぶらさないよう、経営や事業部と連携しながら研修をデザイン。
ビジネス上の実践に即した内容にするため、例年実施していた先輩社員交流は廃止。役員プレゼンでの成功を目標に置き、3週間後のプレゼンを作り上げるための手段として、問題解決、文書作成、Excel操作などのビジネススキル研修を実施。

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メーカー
151~250名
2週間~1か月